【親の家にネズミが】自力NG!放置せずプロに任せるべき理由とポイント

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実家に帰ると

  • ペットを飼っていないのに動物の匂いがする
  • 天井裏からカサカサ音がする
  • 食品に小さな穴がある

といった気になるサインはありませんか?
もしかするとネズミ被害の始まりかもしれません。
親世代が暮らす家は築年数が長く、気密性が低いため、小さな隙間からでもネズミは簡単に入ってきます
親が高齢になると、夜中の音や異臭、食品の異変にも気づきにくく、すでに家がネズミのすみかになっているかも。

ネズミを放置すると

  • 食料品を食べられてしまう
  • 配線をかじって火事の原因に
  • フンや尿による感染症・アレルギーのリスク

があります。

ホームセンターのグッズや市販のワナを使っても、一時的に減ってもすぐ再発します
ネズミは非常に賢く、警戒心が強いため、素人では完全な駆除は難しい生き物です。
ネズミの駆除から再発防止は専門の害獣駆除業者へ頼みましょう
プロの業者なら、ネズミの侵入口や巣の位置を正確に見抜き、再発を防ぐ施工までトータルで対応してくれます。
高齢の親が業者とのやり取りで大変なら子ども世代が代わりに問い合わせ・立ち会いをして親の家の問題」を解決!

実家にネズミが出て困っているけど、どうしたらいいか分からない

息子

遠方の親の家を守りたい!

この記事では

・なぜ高齢者の家がネズミ被害を受けやすいのか
・ネズミを放置するとどんなリスクがあるのか
・自力での駆除が難しい理由
・専門の業者に依頼するメリットと業者選びのポイント


をわかりやすく解説します。
親の家にネズミが出ても安心して解決できる方法を見つけられる内容です。

もくじ

「まさか実家に?」ネズミ被害はどの家でも起こる

「最近、実家の天井からカサカサ音がする」
「お菓子の袋がかじられていた」
そんな話を耳にしても、「うちの親の家に限って」と思っていませんか?
ネズミ被害はどの家でも起こります。

特に高齢の親が一人暮らし、もしくは夫婦だけで暮らしている家では、被害が進行してから発覚するケースが増えています。

きれいな家でもネズミは入り込む

「ネズミが出るなんて、汚い家だけでしょ」
そう思っていませんか?
ネズミの侵入条件は“清潔さ”ではなく“隙間”です
わずか1.5cmのすき間があれば、ネズミは体をねじ込んで侵入できます。

  • 床下換気口の金網が少し破れている
  • エアコンの配管周りに隙間がある
  • 玄関ドアの下に1cmほどのすき間がある

こうした「小さなすき間」がネズミにとっては格好の入口です。
きれいに掃除された家でも、築30年以上の家では、構造的にネズミの侵入経路ができやすくなっています

高齢者の家が狙われる理由〜隙・食べ残し・気づきにくさ〜

 高齢者の家が狙われやすいのは、次のような特徴があるからです。

・家の老朽化:壁や床下のひび割れを放置し、ネズミが侵入する
・食べ残しや生ゴミの処理が遅れる:食材や食べ残しの放置はネズミのエサになる
・異変に気づきにくい:視力低下、耳が遠い、鼻が利かなくなっているとネズミ発生のサインを見逃す

「親が何も言わないから大丈夫」ではなく、むしろ“言わない・気づかない”からこそ注意が必要です。

ネズミを家の中で見かける前に出ているサイン

ネズミは警戒心が強く、人前に姿を現すことはほとんどありません。
しかし、姿を見る前に“サイン”は確実に出ています。

カサカサ音の正体はネズミ

「天井裏からカサカサ」「壁の中でゴトゴト」
夜中にそんな音を聞いたら、まず疑うべきはネズミです。
ネズミは夜行性で、家族が寝静まった深夜1時〜3時頃に活動が最も活発になります。
その時間帯に音がするなら、正体はネズミです。
特に木造住宅では天井裏や壁の空間を自由に動き回れるため、音が部屋中に響きやすいのです。

かじられた跡がある

  • パンやお菓子の袋の角がかじられている
  • コンセントコードや布製品がかじられている
  • 段ボールがかじられている

こうしたサインを見つけたら、すでに家の中にネズミが住み着いています
掃除して終わりにせず、「どこから入ったのか」「どの範囲に被害があるのか」を確認することが大切です。

フンやにおいがある

  • 台所の隅に黒っぽい小さなフンが落ちている
  • 食品棚の奥や冷蔵庫裏ににおいがこもってる
  • ペットを飼っていないのに動物の匂いがする

ネズミは移動しながら排泄をします。
フンが点々と線上に残っていれば、それはネズミのフンです。
巣の近くや通り道では同じ場所で排泄を繰り返すため「フンだまり」と呼ばれる固まりができます。
尿も一緒に出すため巣や通り道には、アンモニア臭や獣臭のような独特のにおいが漂うことがあります。

ネーピー

実家がくさい。そのにおいはネズミの尿(アンモニア臭)かもしれません

放置は危険!ネズミがもたらす深刻な被害

「見かけないから大丈夫」「掃除したからもういないはず」
そう思って放置してしまうと、ネズミの被害は想像以上の速さで広がります
ネズミは繁殖力が非常に高く、1組のつがいから1年で数十匹から9,400匹以上にまで増えることがあります。
ネズミによる被害は「食べ物がかじられる」だけではなく住宅の損壊、火災、健康被害など、親世代の生活を脅かす深刻なトラブルにつながります。

食料品や備品への被害

ネズミは雑食性で人間の食べ物を何でも食べます
パン、米、、野菜、お菓子、ペットフード
とくに食料品をしまう台所・押入れ・床下収納はネズミの活動が活発な場所です。
一見、密閉されている袋でも、ほんの小さな穴を開けて侵入します。

被害は食料品だけではありません。

  • ティッシュやタオル、新聞紙を巣作りに使用
  • ダンボール箱をかじって巣を作る

など日用品も被害にあいます。

高齢の親が食料品や日用品を対策せずに放置しているとそれ自体が“ネズミを呼び寄せるエサ”になっています。

ネーピー

災害用として備蓄していた「カップラーメン」がカップごと食べ尽くされることも・・

家への被害

ネズミは前歯が一生伸び続けるため、常に何かをかじって歯を削ります
その“かじり癖”のせいで、家の中のあらゆる場所が被害を受けます。

・電気配線をかじる → 電気系統が断線、ショートし発火の原因に
断熱材を巣作りに使う → 天井裏や壁の中で繁殖し、臭いや音の発生源に
・畳や柱をかじる → 見た目が悪くなるだけでなく、家の耐久性も低下

特に電気火災のリスクは見過ごせません。
ネズミの歯は非常に硬く、銅線やプラスチックも容易にかじります。
実際、火災原因の中には「ネズミによる配線損傷」が疑われるケースも少なくありません。

高齢者の家ではブレーカーが古いことも多く、感電や出火の危険性が高まります。
見えない場所で配線がむき出しになっているとしたら、早急な点検が必要です。

健康被害

ネズミの被害で最も怖いのが健康被害です。
代表的なものとして

レプトスピラ症:尿に含まれる菌が原因で、発熱や倦怠感を引き起こす
ハンタウイルス感染症:フンや尿が乾燥して舞い上がった粉じんを吸い込むことで感染
サルモネラ菌感染症:ネズミのフンを介して食品が汚染される

他にもネズミが運ぶイエダニに刺されることで、強いかゆみやアレルギー反応を引き起こすことがあります。
免疫力が落ちている高齢者は、感染症の重症化リスクが高いため注意が必要です。

高齢者が被害に気づきにくい理由とその危険性

ネズミの被害は、若い人でも気づきにくいものです。
高齢の親世代では、発見がさらに遅れがちになります。

聴力の低下で夜中のネズミが移動する「カサカサ音」が聞こえない
嗅覚の鈍化でフン、尿や巣のにおいに気づかない
足腰が弱く、天井裏や収納の確認ができない

気づかないうちに被害が拡大し、「コンセントから火花が出た」といった深刻な事態に発展するケースもあります。

早期発見のカギを握っているのは離れて暮らす子ども世代です。
帰省時や掃除を手伝うときに、

  • 食べ物がかじられていないか
  • 天井から音がしないか
  • 異臭がしないか
  • フンがないか

をチェックし、早期発見につなげましょう

素人では難しい!ネズミ対策がうまくいかないワケ

ネズミの被害を知り、「とりあえず市販のグッズで対策してみよう」と考える方は多いです。
しかし、多くの家庭で「一時的に静かになったけれど、数週間後にまた音がする…」という結果に終わっています。
ネズミは非常に頭が良く、環境への順応力も高いため、素人の対策は失敗します


市販グッズでは解決しない

ホームセンターやネットショップには、さまざまなネズミ対策グッズがあります。
粘着シート、毒エサ、超音波装置、忌避スプレー
手軽に見えるこれらのグッズですが非効率の上、再発防止になりません

ワナや毒エサの仕掛けが非効率

ネズミは非常に警戒心が強く、少しでも人の手のにおいがついたワナやエサには近づきません
また、ネズミは同じ場所を何度も通る“通り道”を持っていますが、それを特定しないまま置いても効果がありません

死骸の処理や後始末が大変

運よくネズミを捕獲できても、その後のネズミの処理や死骸の清掃が問題になります。
天井裏や壁の中で死んでしまうと、腐敗臭が数日〜数週間続くこともあり、個人では処理しきれません

息子

生きたネズミがワナにかかっても困るな・・。

ネズミの死骸やフンには病原菌が多く含まれており、触れると感染症のリスクも高まります
高齢者がネズミの処理や死骸の清掃をするのは大変、離れて暮らす子どもが頻繁に通って対応するのも現実的ではありません。

再発防止にはならない

市販グッズは「今いるネズミを追い出すだけ」で終わりです
侵入口をふさがなければ、新たなネズミがすぐに入ってきます

ネズミはわずか1〜2cmの隙間からでも侵入可能。
屋根裏、床下、排水管、換気扇の裏など、家庭では確認が難しい箇所に侵入経路を持っています。
再発を防ぐには、専門知識と設備を使って「侵入口を特定し、徹底的に封鎖する」必要があります。

親に掃除を頼んでも進まない

「片付ければネズミも出なくなる」と考えがちですが、実際にはそう簡単ではありません。
高齢の親にとって、家の掃除や片付けは体力的にも精神的にも大きな負担です。

・取りやすい所に食料品、日用品を放置
・家にはネズミが棲み着くものと思っている
・いつかは片付けるからと言っていつまでも片付かない

子ども世代が動かなければ問題は解決しません

ネズミ駆除は専門の害獣駆除業者に頼もう

市販グッズや目先の掃除だけでは根本的な解決になりません。
頼りになるのが、害獣駆除の専門業者です。
プロの技術と経験によって、駆除するだけでなく、再発防止を徹底して行ってくれます。

害獣駆除業者を利用するメリット

専門の駆除業者を利用するメリットは

  • 安全で効率的
  • 時間と労力の節約になる
  • 再発防止までサポートしてもらえる

詳しく説明していきます。

専門知識と経験で安全・効率的

ネズミ駆除は、単にワナを仕掛けるだけでは終わりません。
巣の位置や侵入口を特定し、清掃・殺菌・再侵入防止まで行う必要があります。

専門業者は

・ネズミの種類(クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミなど)の判別
・侵入口や通り道の特定
・安全な駆除・消毒方法の選定

専門的な知識と経験をもとに、最短ルートで確実に駆除します。

特に天井裏や床下での作業は、素人が行うと転倒や怪我、感電などのリスクがあります。
専門業者に任せることで、安全かつ効率的に駆除、再発防止ができます

時間と労力の節約になる

離れて暮らす親の家でネズミが出た場合、子ども世代が休日のたびに帰省して対応するのは大変です。

専門業者に依頼すれば

・現地調査
・駆除作業
・再発防止

まで一括で対応してくれます。

親が高齢で立ち会いが難しい場合も、子どもがオンラインや電話で説明を受けられるケースが多く、
時間的にも精神的にも負担を減らすことができます

ネーピー

プロに頼み、時間を有効活用しましょう!

再発防止までサポートしてもらえる

ネズミ駆除で最も重要なのが「再発防止」です。
専門業者は駆除して終わりではなく、以下のようなサポートを行います。

・侵入口の封鎖
・フン尿や巣の除去、殺菌・消臭処理
・定期点検や再発時の保証サービス

再侵入を防ぐことで、長期的に安心できる家を取り戻せるのが大きなメリットです。

良い害獣駆除業者を選ぶためのポイント

ネズミ駆除は「誰に頼むか」で結果が大きく変わります。
特に親世代の家は、築年数が経っていたり構造が複雑だったりするため、経験と信頼のある業者選びが欠かせません。ここではトラブルを避け、安心して依頼できる業者を見つけるためのポイントを紹介します。

料金と契約内容を確認

家の構造や環境によって料金は異なる上にネズミ駆除には複数回の作業が必要となります。
相場としては

  • 初回の現地調査:無料〜1万円程度
  • 初回作業:3万〜6万
  • 2回目以降は1回あたり1万5千〜3万
  • ネズミの侵入口を塞ぐ工事:5万〜10万*工事内容によって差あり

作業後に毎月点検を行う年間契約が必要な場合もあります。
必ず現地調査をしてもらい口頭での説明だけでなく、書面で契約内容を明示してもらいましょう。
床下換気扇や調湿剤などネズミ駆除に不要な作業をすすめて100万円以上も請求してくる業者は注意です。

相見積もりをとる

1社だけの見積もりで決めてしまうのは危険です。
同じ駆除内容でも、業者によって金額差が数万円以上出ることも珍しくありません。
最低でも2〜3社に見積もりを依頼し、金額だけでなく対応の丁寧さも比較しましょう。

自治体指定の登録業者を選ぶ安心感

自治体が指定・登録している害獣駆除業者は、一定の基準を満たした信頼性の高い業者です。
悪徳業者による高額請求のトラブルを避けるためにも、まずはお住まいの市区町村のホームページで登録業者を確認しましょう。

ネーピー

東京都では、公益社団法人東京都ペストコントロール協会(03-3254-0014)への問い合わせを案内しています。

親の代わりに子どもが依頼・立ち会いをする

高齢の親だけでは、業者への依頼や説明の理解が難しく、子ども世代が代わりに依頼・立ち会いをするのがおすすめです。

  • ネズミ被害の説明
  • 見積もり、契約内容の確認
  • 作業当日の立ち会い
  • 駆除後の報告・再発防止の確認

子どもがサポートすることで、スムーズかつ安心して進められます

ネーピー

オンラインや電話での説明、写真や動画で作業報告をしてくれる業者を選ぶと現地に行く時間が省けますね!

まとめ

ハート

それでは最後に、「 【親の家にネズミが】自力NG!放置せずプロに任せるべき理由とポイント」について簡単にまとめます。

ネズミ被害はどの家庭にも起こります。
特に高齢者の家は

  • 老朽化
  • 食べ残し
  • 異変に気づかず

被害が進行してから発覚するケースも。
深刻な被害が出る前に「家の中のカサカサ音」「かじられた跡」「フンやにおい」のサインに気づきましょう。
自分たちでのネズミ対策は効果がなく、再犯防止にもなりません。
ネズミ駆除は専門の害獣駆除業者に頼みましょう。
専門の駆除業者を利用するメリットは

  • 安全で効率的
  • 時間と労力の節約になる
  • 再発防止までサポートしてもらえる

良い業者を選ぶポイントは

  • 料金と契約内容を確認
  • 相見積もりをとる
  • 自治体指定の登録業者があれば選択肢の一つにする
  • 親の代わりに子どもが依頼・立ち会いをする

ネズミ被害は待っても解決しません。
放置すれば被害は拡大する一方です。
専門の害獣駆除業者に今すぐ相談し、安心して暮らせる家を取り戻しましょう。

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